サハロフの日記

哲学したいPの日記。

カラオケと合唱

先日、友人たちと一緒にカラオケに行きました。

これまでカラオケに行ったことのない友人たちだったので、ついつい無難な選曲をしてしまいましたが、それはそれとして。

 

合唱サークルに所属している私は、サークルのメンバーとカラオケに行くこともそれなりにあります。

以前、カラオケに行く道中に、こんなことを言う人がいました。

 

「合唱団に入っているから、カラオケで歌うのが上手いと思われるのは複雑」

 

恐らくその人は、合唱人ではない人から、 

 

「〇〇さんって合唱やってるんでしょ?カラオケ上手いんだろうな~!」 

 

みたいなことを言われた経験があるのでしょう。

おそらく、今の私がそれを言われたとしても、複雑な気分になります。

 

それは何故なのか?何か違うのか?

合唱もカラオケも好きな身として、合唱とカラオケの違いを考えます。

 

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アイドルマスター」より如月千早。歌唱力に定評のあるアイドル。

 

合唱の歌い方 

 

まず、合唱における歌い方について考えてみます。

合唱をする上では、正確に音を取ることが前提とされます。

複数人で和音を作る(いわゆるハモる)ためにも、楽譜に書かれている音を正確に取ることが必要です。

※専門家の方からすれば「それは違う」と思われるかもしれませんので、ここではあくまで個人の意見として述べておきます。ご意見等あればぜひ。

 

その前提があって、初めて他の音楽的要素を気にかけることが可能です。

・楽譜に書いてある指示(記号や用語)の意味を理解して歌う。

・拍子感やフレーズ感を意識する。

・言葉が伝わるように、子音を立てる。

などなど、挙げていけばキリがありません。

 

重要なのは「音を正確に取るのは必要条件」ということです。 

複数人と声を合わせて歌うには、勝手な音を出してはいけないのです。

まずもって音が取れなければ、歌が上手いとは言われないでしょう。

 

カラオケの歌い方  

 

一方で、カラオケにおける歌い方も考えてみます。

娯楽であるカラオケは、合唱と違い、音を正確に取る必要はありません。

大人数で行く場合は、「楽しい」や「盛り上がる」などといった要素の方が重要視されているように思います。

言ってしまえば、カラオケの歌い方は、個人の自由です。

 

ただし、高得点を取る歌い方となれば、話は別です。

カラオケでは、音の正確さや抑揚の付け方といった要素から、採点がなされます。

高得点を取りたい場合には、そうした要素を意識することが必要です。

実際、カラオケで高得点をたたき出す知人は、音を外さないのはもちろん、こぶしやビブラートのような技術を使っていました。

その知人と行ったときは、技術も表現力もある歌に、ため息が出たものです。

 

ともあれ、カラオケにおいて音を正確に取るのは必要条件ではない」ことは、理解できるのではないでしょうか。

 

カラオケと合唱の違いとまとめ

 

以上のことを自分なりにまとめると。

 

「合唱団に入っているから、カラオケで歌うのが上手いと思われるのは複雑」

 

こう思うのは、合唱とカラオケでは違いがあるから、と考えられます。

その違いの一つが、「音を正確に取ることが必要かそうでないか」です。

合唱においては必要でも、カラオケでは不必要。

この違いは、合唱が身近ではなく、カラオケで高得点を狙おうとしない人ほど、ピンと来ないのではないでしょうか。

 

いずれにしても、合唱人だからカラオケが上手い、と結びつけるのは、いささか単純であると言わざるをえません。

合唱では上手くても、カラオケでは実力を発揮できない、という人がいるかもしれませんから・・・。

 

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くっ

なんにせよ、合唱もカラオケも楽しくできるといいですよね。